ビビッドカラーを知ってイラストを綺麗に魅せる!
- 2017.05.22
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「自分のイラストをキレイに魅せたい!」イラストを描く人なら誰もが抱く思いです。でも鮮やかな色彩で描いた作品が、印刷でCMYKモードに変換する際に、色味がくすんでがっかりされたことはありませんか?
これは画面上で見るRGBカラーと、実際に印刷で表現されるCMYKカラーの、色の再現能力の差で生まれてしまう現象です。この「差」を少しでも埋められないかと考え、私たちはビビッドカラーという、印刷のオプションを考案しました。
弊社のオンデマンド印刷は、トナーで色を表現するため通常のインクよりも再現できる色域が広く、CMYKカラーでは補えない発色のよい色を補完することができます。
この図はCMYKモード、RGBモード、そしてビビッドカラーモードで再現できる色域を表したものです。CMYKにすることで極端に落ち込んでしまう、発色の良いピンクや青、緑などを完全ではありませんが補っています。
今回はこの色域のグラフを踏まえて、ビビットカラーの色の出方を知り、イラスト制作の参考にしてください。
検証1 青色の発色
青色はグラフでも見た通り、CMYKとの変化はわずかです。ただ濃い青の部分は若干ですが差が出て、イラストにメリハリがでるようになりました。
検証2 緑色の発色
緑色もRGBカラーのような蛍光に近い色の再現は出来ませんでしたが、こちらも色の濃い部分では色がくすまず、ビビットな色調で再現されています。
検証3 赤色の発色
赤系の発色は、検証1、2の結果と比べると、一番顕著に色の違いが出ました。赤系やピンク系はある程度の明るい色まで再現する事ができます。今回のイラストのような明るい絵柄にはビビットカラーの色調の方が、イメージに近い印刷ができるのではないでしょうか。
まとめ
ビビッドカラーの色の検証を行ってみましたがいかがでしょうか? これは使用する用紙などでも結果は異なってくるので一概には言えないのですが、イラストを制作する際の参考にしていただければと思います。
ちなみに今回検証に使用した用紙は「ヴァンヌーボ スノーホワイト」です。ヴァンヌーボ系の用紙は印刷のノリがよく、イラストの発色も良く出るのでビビッドカラー印刷との相性にも優れています。もしご興味がありましたら資料をご用意しておりますので、まずはサンプルを確認してみてください。
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